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ベトナムでは男女出生比率が正常レベルを超えて男児の多い状態が続いており、当局は対策に頭を悩ませている。男児を生むのに良いとされる辰年の今年は、状況が改善するどころかむしろ悪化している。グオイドゥアティンが報じた。
人口・家族計画化総局のグエン・バン・タン副局長によると、この3年人口増加率を抑制する目標は達成されてきたが、今年は難しいという。年初5か月の新生児数は前年同期比13.5%増の51万6169人で、第三子の出生数も増えている。男女出生比は女児100人に対し男児113人と、大きく偏っている。
男女出生比は地域によっても大きな差がある。紅河デルタ地方が115.4であるのに対し、中部高原地方は105.6にすぎない。特に高いのは、バクニン省の125、ビンフック省の116で、フンイエン省、ハイズオン省、バクザン省、ナムディン省、ホアビン省、ハイフォン市など北部の省市が上位を占めている。