(C)Tuoi tre,Tuan Phung、レ・バン・タック氏 写真の拡大 |
トヨタベトナム(TMV)の就業規則は法律に反しており自分に対する処分は不当だとして、同社の技術者レ・バン・タック氏が同社に処分決定の撤回を求めた訴訟で、紅河デルタ地方ビンフック省フックイエン町人民裁判所は11日、原告の訴えを棄却した。11日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
タック氏は、TMVの就業規則が従業員の処分理由に「侮辱または容認できない行動によって他人に迷惑をかけた場合」と規定しているのは法律に反していると主張した。しかし裁判所は、同社の就業規則はいかなる法規にも反しておらず、ビンフック省労働傷病兵社会局にも登録されているとし、タック氏の主張は根拠がないと認定した。
裁判所はまた、タック氏に対する処分決定は正当なものだとして、タック氏の訴えを全面的に退けた。タック氏はこの判決を不服として、近く控訴する考えを明らかにしている。