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ホーチミン市7区のタントゥアン輸出加工区にある古河オートモーティブパーツ・ベトナムで、この1か月間に従業員5人が髄膜炎に感染していたことが分かった。7区保健予防センターは集団感染の恐れがあるとして、感染した従業員が働いていた場所と住居の消毒を行った。10日付ラオドン紙(電子版)が報じた。
ホーチミン市熱帯病病院の医師らによると、髄膜炎は細菌によって感染するが、感染者全てが発症するわけではなく、発症しても喉の炎症程度で済む人もいれば、死亡するケースもあるという。主な症状は、発熱、頭痛、倦怠感、赤い斑点など。
7区保健予防センターのグエン・ダック・ト副所長によると、ホーチミン市で髄膜炎が発症したケースはかなり少ないが、細菌にとって都合のよい条件が揃った場合は急速に拡大する恐れがあるという。