紅河デルタ地方バクニン省で17日、同省で最大規模のインフラ整備案件となる「ドゥオン川陸橋建設案件」の着工式が行われた。17日付ダウトゥ紙(電子版)が報じた。
同陸橋は全長2.8キロメートル、幅12メートル、投資主のHANELグループがBT(建設・譲渡)方式で実施する。投資総額は1兆3080億ドン(約51億2900万円)。式典にはホアン・チュン・ハイ副首相、トー・フイ・ルア共産党中央情宣委員長のほか各省から要人が多数参列した。副首相は着工宣言で、同陸橋の建設によって、地域間の交通網が整備され、人々の往来がより快適になると述べた。
省道282号を国道5号・8号線と結ぶ同陸橋は、東北部経済圏の大動脈として、流通運搬に貢献することが期待されている。また、ハノイ市からニンビン省ザービン郡と同クエボー群へのアクセスも短縮される見込み。