政府官房は13日、海外渡航の際に税関で申告する必要がない外貨持ち出し額の上限を現行の7000ドル(約58万1000円)から5000ドル(約41万5000円)に引き下げるよう、ベトナム国家銀行(中央銀行)に指導した。13日付タインニエン紙(電子版)が報じた。
また、当局は4月中に国営の総公社及びグループを対象とした外貨強制売却に関する通達の適用対象を増やす方針。更に金融分野の違反に対して制裁を科す現行の政令に対して、金・外貨販売に関する違反に重点を置くよう修正し、金建て預金・貸付活動を早期に廃止するよう同行に指導した。