米国バージニア州のある大学がスピーチクラスの講師として、1999年生まれの越僑少年グエン・トゥオン・カン君を招いて週4時間の授業を担当させている。カン君の1時間当たりの講師料は250ドル(約2万500円)だという。このニュースはユーチューブを通じて急速に広がりつつある。23日付ベトナムネットが報じた。
カン君は、全米有色人種地位向上協議会(NAACP)が2010年に主催した教育をテーマとしたスピーチコンテストで、その雄弁の才能や物事の優れた見方で審査員たちをうならせ、強く印象付けたと紹介されている。カン君は4人で争う決勝に進出し、見事優勝を果たした。
カン君のスピーチの内容は高く評価され、オバマ大統領の教育の重要性を両親たちに訴える演説にも取り込まれたという。