17日に東北部クアンニン省ハロン湾のティトップ島沖で観光船チュオンハイ号が沈没し日本人観光客1人を含む12人が死亡した事故について、同省警察は刑事事件として立件する方針を固めたもようだ。警察は現在、関係者の事情聴取を行っている。17日付VNエクスプレスが報じた。
同省人民委員会によると、この事故発生時に同船には27人が乗船しており、うち21人(外国人19人、ベトナム人2人)が観光客だった。観光客9人を含む15人は救助されたが、残りの12人は遺体で収容された。
警察は事故原因について、船体の外側で何らかの問題が起きたのではないかとみており、沈没した船を引き上げて詳しく調べることにしている。