国家交通安全委員会は28日、2010年年初から28日時点までの全国の交通事故発生状況を発表した。29日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
それによると、交通事故発生件数1万5000件(前年比1788件増)のうち、死者数は前年比47人減の1万1000人で、負傷者数は同2500人増の1万0500人超と見られている。ホーチミン市及びハノイ市の死者数はそれぞれ785人(前年比74人減)、735人(同89人減)。全国における1日当たりの交通事故による死者数は31人。
公安省のレ・テー・ティエム次官は交通事故を削減するためには、都市部への過剰な人口流入および個人用車両の抑制、違法行為に対する厳格な処分のほか、交通違反を取り締まる際の交通警察のマナーと意識向上も重要であると述べた。