数か月に亘り、国内金価格が1テール(37.5g)当たり3500万~3600万ドン(約14万2300~14万6300円)で推移している中、メコンデルタ地方アンザン省、ロンアン省及び東南部タイニン省の越カンボジア国境では金・米ドルの密輸活動が活発化している。13日付ダウトゥが報じた。
アンザン省と隣接するカンボジアのカンダール(Kandal)省は、首都プノンペンを取り囲むように位置し、またベトナムと国境から首都プノンペンへの距離が80キロメートルと程近いこともあり、カンボジアの富裕層が多数住んでいる。そのため、カンボジアからベトナムへの巨額の金密輸活動が増加している。アンザン省関税局によると、最近では密輸の手口が複雑化しており、摘発が難しくなっているという。