27日午後、北中部クアンチ省ドンハー市のグエンフエ中学校の敷地内で爆発が起き、一部の教室の窓ガラスが割れる被害が出た。爆発が起きたのは3時間目の授業中で、校内には生徒や教師数百人がいたが、けが人はなかった。
ドンハー市教育訓練局のチュオン・クアン・サー局長は、この中学校は以前に米軍の基地のあった地域に建設されたため、弾薬などの爆発物が残っていた可能性が高いと話している。サー局長によると、同中学校では数日前に校内の掃除を行い集めたごみを校舎の裏側で燃やしていたが、爆発が起きたのはちょうどその辺りだったという。同中学校は敷地内にまだ爆発物が残っていないかどうか、当局に調査を依頼した。
同校は、1976年に建設された学校の敷地跡に新たに建設された。1976年の建設時に残留爆発物の調査が行われたかどうかは分かっていない。