メコンデルタ地方カマウ省トイビン郡の民間企業サインファン社のホー・ザー・クイ社長は1日、同郡税務支局に対し同社の信用を傷つけたことをマスコミ上で謝罪するよう申し入れたことを明らかにした。
クイ社長によると、2006年末にカマウ省税務局が同社に対し総額3700万ドン(約18万7000円)の追徴課税と罰金を科す決定を公布したため、同社長は税務総局に不服申し立てを行ったという。その結果、税務総局は最近になって同省税務局の決定を取り消す決定を行った。
クイ社長はこの取り消し決定に基づき、トイビン郡税務支局にマスコミに謝罪文を掲載するよう要求している。その理由について同社長は、同税務支局が今年6月末3日間にわたってラジオで同社に税金の納付を求める内容の放送を行って同社の信用を傷つけたことを挙げている。