ホーチミン市ビンタイン区とトゥードク区を結ぶ第2ビンチエウ橋の橋げた接合部のすき間をふさいでいた樹脂がはがれ落ち、通行時に危険な状態になっている。この橋ではこれまでにも度々同様の損壊が発生し、修繕を繰り返している。また橋へのアプローチ道路でも陥没などの問題が生じている。
この橋の通行料金を徴収・管理しているホーチミン市インフラ投資株式会社(CII)は、橋はBOT(建設・運営・譲渡)方式で建設されており、まだ引き渡しを受けていないため、橋の修繕については投資主体の第5交通施設建設総公社(交通運輸省)に責任があると主張している。一方第5交通施設建設総公社側は、2006年10月にホーチミン市に引き渡しを完了しているため、市側に責任があるとしている。