南中部クアンナム省タイザン郡党委員会は7日、同郡アーノン村にあるバーノーム山のふもとでベトナム戦争中に掘られた地下トンネルが発見されたと明らかにした。
調査隊によると、この地下トンネルは1967年から1968年にかけて工兵部隊と少数民族のコトゥ族によって掘られたものだという。トンネルの高さは1.2~1.7メートル、幅は1.5~2メートルで、内部には寝室・会議室・作業室・台所・非常通路などが作られていた。これまでに約1キロメートルの長さまで調査が進んでいる。タイザン郡人民委員会は今後も調査を続け、将来はこの地下トンネルを革命の歴史を後世に伝える場として整備する方針だ。