科学技術省は7日、バイクのファッションヘルメットの品質検査の結果を公表した。今回の検査では、45種類のサンプルのうち93%にあたる42種類が強度や衝撃吸収度などの品質基準を満たしておらず、66.2%に商標に関する不備があった。
同省によると、現在国内には82社のヘルメット生産企業、67社の輸入業者が存在しているが、正規のライセンスを得ているのは42社だけで、基準を満たしているヘルメットは7社の28種類に過ぎないという。なお、今月15日から国産品か輸入品かを問わずすべてのヘルメットについて、新しい品質基準「CR」を満たした物以外は市場での流通が禁止される。