ホーチミン市資源環境局のグエン・バン・フック副局長はこのほど、2008年より同市全域で家庭から排出される一般廃棄物(ごみ)の分別回収を実施すると明らかにした。現在、試験的に5区と6区でごみの分別回収を実施している。
同市では1日当たり6000トンのごみが発生しているが、フックヒエップ処理場のみが稼動している状態で、これまでにも廃棄物の削減と環境汚染を軽減させるためにさまざまな方策を講じてきた。その中には、家庭でのごみ分別回収によるリユースやリサイクルのプロジェクトも含まれている。
フック副局長は、これらのプロジェクトは必ずしも期待通りの結果を得られたとは言えないが、市民のごみ問題に対する意識を高めるのに貢献してきた、と述べた。