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- 2時間の手術で回虫100匹余りを摘出
- 患者は少数民族モン族の2歳半の男児
- 医師が家族に定期的な駆虫を指導
ホーチミン市の第2小児病院はこのほど、2歳半の男児の小腸から100匹余りの回虫を手術で摘出したと発表した。また、壊死していた腸管約70cmを切除した。
この患者は、東北部地方ハザン省出身の少数民族モン族の男児で、約1か月前に東南部地方ビンズオン省に移住した。男児は2日前から発熱と軟便の症状があり、ビンズオン省の病院に入院して治療を受けたが症状が改善しなかった。その後、男児は重度のショック症状と呼吸不全の状態となり、ホーチミン市の第2小児病院に搬送された。
検査の結果、男児は腸閉塞と敗血症性ショックと診断され、緊急手術を受けることになった。担当医によると、手術は2時間に及び、男児の小腸全体が大小の回虫100匹余りで塞がっているのが見つかった。全ての回虫を摘出するため、小腸の複数の場所を開かなければならなかった。
手術から4日後、患者は順調に回復して、飲食ができるようになった。患者家族は医師から定期的な駆虫について指導を受けているとのこと。