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- ビュッフェ客がシーフード持ち帰り未遂
- 監視カメラで不正発覚、警察に被害届
- 発覚後も支払い拒否、非常識な行為に批判
ハノイ市にあるビュッフェ形式のレストランで25日昼ごろ、客7人のグループがサービス利用後にシーフード10kgを袋に詰めて持ち帰ろうとした。この非常識な行為に批判が集まっている。
危うく窃盗被害に遭うところだったのは、同市ドンダー区ランハ街区グエンチータイン(Nguyen Chi Thanh)通りにあるレストラン「シェフ・ズン(Chef Dzung)」。
客7人はランチで同店を訪れた。食べ放題のビュッフェ料金は1人40万9000VND(約2450円)。店員らは客がシーフードなど大量の食べ物をテーブルに次々と運んでいる様子を見ていたが、片付けの際にエビやカニの殻が見当たらなかった。
これを不審に思ったスタッフが監視カメラを確認したところ、客らが食事しながら食べ物(主にシーフード)を袋に詰め込んでいたことが発覚。客らが帰る際、リュックサックなどの荷物の中身を確認すると、中から10kgものシーフードが出てきた。
店が食べ物の代金を要求すると、客らは「金がない」と開き直って支払いを拒否したため、店の担当者が警察に被害を届け出た。
警察は、シーフードの食い逃げならぬ持ち逃げ未遂の事実があったことを確認。客らは結局、持ち帰ろうとした食べ物の代金支払いを命じられた。なお、支払い金額については明らかにされていない。