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東南部地方ドンナイ省ロンタイン(Long Thanh)郡警察は15日、嫉妬に狂って妻の両腕を切り落としたとして、夫のタイ・スアン・ビン容疑者(34歳、同郡タムアン(Tam An)村在住)を逮捕したと明らかにした。
警察の捜査によると、ビン容疑者は13日昼ごろ、妻のN・T・Tさん(27歳)の浮気を疑って厳しく詰問した。Tさんが浮気の事実を認めると、ビン容疑者は逆上。台所に包丁を取りに行き、何度も妻を切りつけた。Tさんは両手で身を守ろうとしたが、嫉妬で我を失ったビン容疑者が妻の両腕を切断した。
我に返ったビン容疑者は、血塗れになった妻に包帯を巻いた後、親戚に連絡して妻を病院に緊急搬送。その後、村の警察に自首した。事件の知らせを受けた郡警察は、郡検察院と協力して事件現場に赴き、捜査を行った。
ホーチミン市チョーライ病院は13日、両腕を切り落とされた女性が入院していることを認め、腕の接合手術を施したことを明らかにした。患者の右腕は完全に切断されており、損傷が激しかったために接合できず、僅かに繋がっていた左腕のみ接合した。医師によると、患者の術後の経過は良好だという。