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北部紅河デルタ地方ナムディン省ハイハウ郡(huyen Hai Hau)で11日午後、3歳の男児が女性教習生の運転する教習車にひかれて死亡する事故が発生した。事故は、教官が水を飲むため車を降りている間に発生した。
事故現場は、同郡ハイタイン村(xa Hai Thanh)にある集合住宅の道路。死亡したのはN・T・Tちゃん(3歳)で、夏休みで母親と一緒に祖父母の実家に帰省している間に事故に巻き込まれた。
Tちゃんは11日午後5時ごろ、従妹と一緒に集合住宅の道路で自転車に乗って遊んでいたところを、後ろから走ってきた4人乗りの乗用車に追突された。自転車に乗っていた子供らは地面に投げ出され、その様子を見た親戚が慌てて助けようとしたが、乗用車はすぐに止まらず、ひかれたTちゃんがその場で死亡した。
事故を起こした乗用車は、ナムディン市内のダイラム自動車教習所で教習車として使用されている車両。事故発生時、教官は車を降りて外で座りながら水を飲んでおり、車内にいたのは女性の教習生2人だけだった。警察は現在、今回の事故について捜査を進めている。