(C) Zing |
西北部地方ソンラ省イエンチャウ郡ロンフィエン村(xa Long Phieng, huyen Yen Chau)で4月28日午後に発生したライフルによる殺人事件について同村軍事司令部が明らかにしたところによると、容疑者は国境警備軍の大尉であることが分かった。
殺人容疑がかけられているのは、同省マイソン郡(huyen Mai Son)国境警備軍のチン・ドゥック・ハイ大尉(男・38歳)。調べによると、同容疑者は28日13時ごろ、車で妻の両親宅を訪れた。この時、バドミントンのラケットケースを所持しており、中にはAKライフルがしまってあったと見られる。
近隣住民は大きな爆発音を聞いたとしているが、それが銃声だとは気付かなかったという。しばらくして、近隣住民が調べに行くと、この家の住民であるP・T・Tさん(男性・56歳)、C・T・Tさん(女性・58歳)の遺体を発見。ハイ大尉も近くで自殺しているのが見つかった。
現場からは、凶器とみられるAKライフルと薬きょう、弾丸などが見つかっている。自殺したハイ大尉は妻と3人の子供と共にソンラ市に住んでいた。当局は現在、事件の全容解明に向けて捜査を進めている。