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東北部地方ランソン省カオロック郡フーサー村(xa Phu Xa, huyen Cao Loc)にある自動車部品専門店「トゥイホアイ(Tuy Hoai)」で13日に銃乱射事件を起こし逃走していたリー・バン・サン容疑者(男・50歳)が、銃で自殺していたことが分かった。
サン容疑者の遺体は21日午前、ベトナムと中国の国境を結ぶ道路からほど近い同村の小屋で当局者によって発見された。現場からはライフル「AK-47」、拳銃「K54」、多量の弾丸が発見・収容された。
同容疑者は離婚後、元妻に復縁を迫っていたが断られ、腹を立てて前妻一家の射殺を企んだ。この事件で前妻の甥と兄の2人が死亡。前妻本人、妹、義妹、従業員2人の計5人が負傷した。
ランソン省警察はサン容疑者を国内指名手配すると共に、中国警察にも協力を求め行方を追っていた。しかし、逃げ道がなくなり自殺したものとみられる。