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台湾司法当局はこのほど、犬を殺し、その肉を調理して食べたとしてベトナム人労働者2人に対し、20万台湾元(約72万円)の罰金処分を下した。
それによると、台中市内の水処理施設で働くベトナム人労働者4人は昨年10月末に、従業員寮で飼育されていた犬一匹を殺害し、その肉を調理して他のベトナム人12人に振舞った。
この事件の裁判で台湾当局は、動物保護法に違反したとして、ザップ・バン・フン被告(53歳)およびグエン・バン・ナン被告(37歳)に対し、罰金20万台湾元の処分と、それぞれ30日間と40日間の禁固刑を言い渡した。なお、残る二人の容疑者は現在も逃亡中だ。
この他、犬肉を一緒に食べたベトナム人12人に対しては、それぞれ5万台湾元(約18万円)の罰金処分が下された。なお、被告らは、労働者派遣の仲介業者から台湾では犬を殺して食べることが禁止されていると聞かされていたと供述していた。