(C) nld 写真の拡大. |
南中部高原地方ダクラク省クロンアナ郡にある幼稚園のトイレで6日、床に設置された便器が崩落し、大穴が出現するという事故が発生した。この事故により、トイレを使っていた男児が深さ5mの穴に転落し頭蓋骨と骨盤を骨折する重傷を負った。
負傷したのはグエン・バン・アン君(5歳、同郡ブオンチャップ町在住)。アン君の父親は「連絡を受けてすぐに学校に駆けつけたが、周りの大人たちはアンを助けなかった。私が自ら穴に下りてアンを外に救出した。幸い穴の中は水が少なく、窒息死を免れた」と憤慨する。
アン君は同日正午頃、頭蓋骨と骨盤を骨折した状態でダクラク総合病院に救急搬送された。重体だったが、治療を経て命に別状はないことが確認された。管轄当局は引き続き裏付け捜査を進めている。