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南中部沿岸地方カインホア省カムラン総合病院は26日、男性患者の鼻の中に1匹のヒル(蛭)を発見し、摘出手術を行ったと明らかにした。
手術を受けたのは同地方ニントゥアン省トゥアンバック郡コンハイ村に住むピー・ナン・Lさん(47歳)。Lさんは 11日から鼻が詰まり、鼻水と鼻血が止まらなくなり、地元の病院で診察を受けた。副鼻腔炎との診断結果で治療を受けたが、その後も症状は悪化する一方だった。
Lさんは25日、カムラン総合病院で再び診察を受けた。検査の結果、鼻の中に寄生した1匹のヒルが発見され、手術の末、無事にヒルが摘出された。約2週間にわたりLさんの鼻の中で血を吸い続けたヒルは、体長6cm、幅1cmにまで成長し、丸々と肥えていたという。
ヒルは、Lさんが畑仕事をしている間、泉で顔を洗ったり水を飲んだりした際に鼻の中に入ってきたと見られている。