(C) Cong an nhan dan, 連行されるドゥック容疑者 写真の拡大. |
ハノイ市ノイバイ国際空港からホーチミン市タンソンニャット国際空港へ向かうため離陸準備に入っていたベトナム航空(Vietnam Airlines:VNA)253便の機内で、護送中の容疑者が「爆弾が仕掛けられている」と大声を出したため、フライトの出発が2時間遅れる騒ぎがあった。
騒ぎを起こしたのは警察官2人に護送されていたドアン・バー・ドゥック容疑者(31歳・男)。ノイバイ国際空港の発表によると、乗客246人を乗せた同機がドアを閉めたところ、トイレに行きたいと訴えて手錠を外されていたドゥック容疑者が座席を離れ、「この飛行機には爆弾が仕掛けられている」と大声を出したため、客室内は一時騒然となった。ドゥック容疑者は直ちに取り押さえられ、飛行機から降ろされた。
ドゥック容疑者は荷物を携行していなかったが、規定に従って飛行機の検査を行ったため、15時40分に出発予定だった同機は、17時10分になってようやく離陸した。