ホーチミン市人民裁判所は4日、同市在住のダオ・ゴック・トゥアン(18歳・男)とチュン・ゴック・クオン(16歳・男)に未成年者強姦罪でそれぞれ禁固10年と8年の判決を出した。
この事件は、12歳の少女フオンの家族が、フオンとトゥアン被告が性交渉を持ったことに気付いて地元警察に被害届を提出したことで明るみになった。調べに対しフオンは、今年1月10日夜、自分からトゥアン被告を誘って性交渉に及んだと証言した。しかしフオンが13歳未満であったことから合意の有無に関わらず同被告には未成年者強姦罪が適用された。フオンはまた、トゥアン被告の前にクオン被告とも複数回にわたって性交渉を持ったと話したため、クオン被告にも未成年者強姦罪が適用された。
法廷で両被告は自身の行為を認めたが、フオンの本当の年齢は聞いておらず、性交渉が犯罪になるとは知らなかったと弁解していた。