北部タイビン省ドンフン郡人民裁判所は12日、同郡ホップティエン中学校元教諭のトー・バン・フイ被告(27歳・男)に対し、未成年者強姦罪で禁固9年の判決と被害者の家族に対する2400万ドン(約12万5000円)の損害賠償を命じる判決を出した。
フイ被告と被害者少女(13歳)の家族は親交があり、家族ぐるみの付き合いをしていたという。フイ被告は少女がその態度から自分に好意を抱いていると考え、2007年8月26日から2008年6月6日までの間に5回にわたって学校や少女の自宅で性的関係を強要していた。
事件が発覚した2008年6月6日は、フイ被告が女友達の自宅に向かう途中で少女が一人でテレビを見ていることを知り、バイクを近くの知人の家に預けて少女宅に侵入し事に及んでいた。しかし途中で少女の母親が帰宅し、同被告の犯行が明るみになった。