7日午前11時20分ごろ、北部ディエンビエン省ムオンライ町のナムライ渓流に架かる吊り橋で、片側のケーブルが切れて橋が傾き、橋を通過中の中学校と高校の生徒ら約100人が渓流に落下する事故が起きた。この事故で36人の生徒が重傷を負いムオンライ町総合病院に搬送された。このうち3人は足や腕を骨折、また頭部をけがした複数の生徒が吐き気やパニック症状で治療を受けている。
この橋は長さ約70メートル、幅1.5メートル、最も高い所で水面から約10メートルの高さがある。同省人民委員会のディン・ティエン・ズン主席によると、この橋は2000年以前に建設されてから風雨にさらされ続けてきたため、ケーブルが腐食していた可能性があるという。