ホーチミン市警察と同市6区警察は20日、売春を持ちかけては客の財産を奪う強盗行為を繰り返していた2つのグループの20人を逮捕した。
警察によると、同日午前1時半ごろ6区第13地区の路上で若者2人が売春婦2人と交渉しているのをパトロール中の警察官らが発見し、尾行したという。4人は近くのホテルに向かったが、売春婦2人が突然客の財布と携帯電話を奪って近くに待機していた仲間のバイクに乗って逃走した。すぐにこれを追おうとした若者2人は、売春婦の別の仲間に襲われて殴られたため、警察官らが止めに入ると共に関係者20人を逮捕した。
この20人は第13地区のフーラム公園周辺を縄張りとする2つの売春詐欺グループのメンバーで、売春婦をえさに使って男性客をおびき出しては強盗を繰り返していた。