中部ダナン市警察と同市ハイチャウ区警察は24日午後5時ごろ、同市内のハ・ティ・タンさん宅で賭けの負け金20億ドン(約1200万円)を払えと恐喝した6人組を逮捕した。
警察によると、タンさんの息子のカインさんは21日からホーチミン市に出かけていたが、23日午後になってタンさんのもとにビンと名乗る男からカインさんが東南部タイニン省のカンボジア国境モクバイにあるカジノ(カンボジア側)で拘束されているという連絡があったという。ビンはカインさんが賭けに負けた金額17万米ドル(約1700万円)を準備しろと要求。その後、24日午後に6人組が現れて恐喝行為に及んだが、近所の住民が警察に通報した。
6人のうち3人はカジノの店員だと供述しているが、カインさんがカンボジア領内にいるため事件の経緯はよく分かっていない。