ホーチミン市人民裁判所はこのほど、中国人のヤオ・シウ・ヤン被告(39歳・女)に対しバイアグラなどを模した偽造医薬品の販売および禁制品の所持・運搬・販売の罪で懲役7年の判決を下した。
ヤン被告とその夫は2004年からベトナムに滞在し、中国から密輸した薬・漢方薬、性具を薬店や個人を対象に販売していたが、2007年6月に商品を運搬しているところを現行犯逮捕された。捜査当局が家宅捜索したところ、ED(勃起機能の低下)治療薬のバイアグラやシアリスの偽造品、性具を含む75個の小包を発見した。商品の総額は数十億ドン(数千万円)に上る。