![]() (C) KIZUNA テープカットの様子 ![]() |
![]() (C) KIZUNA スピーチする永井豊彦代表取締役社長 ![]() |
![]() (C) KIZUNA 工場内の様子 ![]() |
メコンデルタ地方ロンアン省のタンキム工業団地内にあるKIZUNAレンタルサービス工場で20日、包装資材の製造・販売を手掛けるワールドパック株式会社(愛媛県今治市)のベトナム現地法人、有限会社ワールドパックベトナム(World Pack Vietnam Co., Ltd.)のオープニングセレモニーが開催された。ワールドパックベトナムは、同レンタルサービス工場に入居する9社目の日系企業となる。
ワールドパック株式会社は、包装やパッケージの企画・デザイン・製造・配送までのサービスをワンストップで提供している。ワールドパックベトナムは、ワールドパック株式会社の100%出資子会社として7月29日に設立された。ベトナム工場では、日本基準に適合した検品環境を構築し、パッケージを始めとする製品の検品業務を行う。また、それに付随した製品の包装、梱包やタオルなどの生産管理、従来事業であるパッケージの生産管理を含め、顧客が安心できる商品を提供していく。
オープニングセレモニーでは、ワールドパック株式会社の永井豊彦代表取締役社長がスピーチを行い、ワールドパックベトナムの事業内容や今後の計画について語った。セレモニー終了後には、ワールドパックベトナムのB7工場にてテープカットが行われ、内装工事を終えたばかりの工場内が披露された。
KIZUNAレンタルサービス工場は、100%ベトナム資本で2012年8月に設立された日系中小企業向けレンタルサービス工場。ホーチミン市内や港まで1時間圏内という好立地にあるほか、中小企業の需要に合わせて250~1500m2の小規模な工場スペースを31軒取り揃えており、現在までに日系12社を含む20社の入居が決定している。年内にも全ての工場スペースが賃貸できるよう、引き続き営業・マーケティング活動に力を入れていく方針だ。