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- ロシアのカザンで22日から24日まで開催
- ベトナム、BRICS加盟への関心を表明
- チン首相、ロシア副首相と会見
ファム・ミン・チン首相は、ロシアのカザンで22日から24日まで開催されたBRICS首脳会議に出席し、現地時間23日夜、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の主催による式典で歓迎を受けた。
今回の会議には36か国が参加した。ベトナムの首相がBRICS会議に出席したのはこれが初めて。
BRICSは、◇中国、◇ロシア、◇インド、◇ブラジル、◇南アフリカの創立メンバー5か国と、◇イラン、◇エジプト、◇アラブ首長国連邦(UAE)、◇エチオピアの9か国から成るが、将来的には地政学的な一大勢力に発展させることを計画しており、ベトナムもBRICS加盟への関心を表明している。
チン首相はロシア滞在中、カザフスタンのカスムジョマルト・トカエフ大統領、トルクメニスタンのセルダル・ベルディムハメドフ大統領、エチオピアのアビィ・アハメド・アリ首相などと会見し、協力関係の強化に努めた。
チン首相は23日、ロシアのアレクサンドル・ノヴァク副首相と会見した。チン首相は会見で、これに先立つ6月のプーチン大統領のベトナム公式訪問が両国関係の強化を大きく促進したと評価し、ベトナムは常にロシアとの関係を外交政策の優先事項としていると述べた。
一方のノヴァク副首相は、ロシアはベトナムをアジア太平洋地域の最重要パートナーとしており、ベトナムとの包括的・戦略的パートナーシップを重視していることを確認した。
双方は、石油・ガス分野をはじめとする両国間協力の成果を評価した。チン首相は、ロシア企業がベトナムで石油・ガス事業を拡大することを望み、便宜を図ることを約束した。