(C) dautu, グエン・タン・ズン首相 写真の拡大 |
安倍晋三首相は1日、ベトナムのグエン・タン・ズン首相と電話で会談し、北朝鮮による日本人拉致問題の進展に向け、北朝鮮と国交のあるベトナムに協力を求めた。ズン首相は日本の立場に理解を示し、情報の共有などで協力する意向を示したという。
これに先立ち、日本の古屋圭司拉致問題担当大臣が先月29日にハノイ市を訪れた際、ズン首相やチャン・ダイ・クアン公安相らと会談し、拉致問題の解決に向けた協力を要請していた。
なお、今回の電話会談は先の参院選での勝利の祝意を伝えるため、ベトナム側から申し入れがあり実現したもの。