古河電工は12日、同社の全額出資子会社である古河ASがメコンデルタ地方ベンチェ省のザオロン工業団地に自動車用ワイヤーハーネス(組み電線)製造・販売の「フルカワ・オートモーティブ・システムズ・ベトナム(FASV)」を設立したと発表した。資本金は500万米ドル(約4億5000万円)で、古河ASが全額出資する。総投資額は1600万米ドル(約14億5000万円)。来年11月の操業開始を予定している。
古河ASはホーチミン市に「フルカワ・オートモーティブ・パーツ・ベトナム(FAPV)」を設立し操業を行っており、FASVはベトナムで2カ所目の製造拠点となる。