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世界各国で販売されているアイルランドの海外移住専門誌「インターナショナル・リビング(International Living)」が毎年発表している「リタイア後に住みたい国」ランキングの2022年版で、ベトナムは68.3ポイントで18位となった。
同誌では、退職後の理想的な生活の指標として、「住居」「社会福祉」「ビザ・居住」「生活コスト」「溶け込みやすさ・娯楽」「ヘルスケア」「開発」「気候」「統治」「機会」の10の指標を評価し、25か国・地域をランク付けしている。
ベトナムは「生活コスト」の指標で100点中96ポイントを獲得して世界一の評価を受けた。同誌はリタイア後に各国で暮らした場合、毎月どれぐらいの生活費がかかるのかを検証。参考としたのはミルクやビール、映画館の料金など。
なお、今年のランキングトップ3は、パナマ、コスタリカ、メキシコで中米・カリブ諸国が独占した。東南アジアでは、タイが11位、カンボジアが14位、マレーシアが15位、バリ島(インドネシア)が16位にランクインしており、ベトナムの順位を上回った。
同ランキングトップ10は以下の通り。
1位:パナマ(86.1)
2位:コスタリカ(85.1)
3位:メキシコ(83.8)
4位:ポルトガル(83.3)
5位:エクアドル(83.1)
6位:コロンビア(81.7)
7位:フランス(78.3)
8位:マルタ(75.7)
9位:スペイン(75.3)
10位:ウルグアイ(74.6)