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ベトナムの中央水文気象予報センターによると、台風21号(アジア名:サリカー、ベトナムでは台風7号)は19日午前10時、東北部地方クアンニン省の海岸から約60kmの地点で熱帯低気圧に変わった。
日本の気象庁の予報によると、ベトナム現地時間19日13時の時点で熱帯低気圧は1時間に15kmの速さで北へ進んでおり、このまま華南へ抜ける見通し。
ただし、熱帯低気圧の影響により、クアンニン省から紅河デルタ地方タイビン省にかけての沿岸地域では依然として強い風が吹いている。
なお、クアンニン省は18日、台風や洪水が発生した際に観光客をサポートするため、ホットライン「0913.265.009」を開設している。