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ベトナム現地時間13日19時にフィリピンの東の海上で発生した台風21号(アジア名:サリカー、ベトナムでは台風7号)は、17日午前10時現在、南シナ海を1時間に25kmの速さで西北西へ進んでおり、このままいくと20日までに東北部地方クアンニン省から紅河デルタ地方ナムディン省にかけての地域に上陸する見通し。
日本の気象庁の予報によると、台風21号の中心がベトナムの北緯20度55分、東経105度20分に達する20日午前7時の時点で、中心気圧998hPa、最大風速18m/s、最大瞬間風速25m/s、予報円の半径240kmとなっている。
ベトナムの中央水文気象予報センターによると、台風21号は強い勢力を保ったままベトナム北部に接近・上陸し、台風の影響により東北部地方から北中部地方にかけての地域で200~300mmの大雨が降る見込み。高潮と重なり、沿岸地域では水位が2m上昇する恐れもあるという。