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ベトナム現地時間18日午前7時に南シナ海で発生した台風8号(アジア名:ディアンムー、ベトナムでは台風3号)は、18日午前10時50分現在、南シナ海をゆっくりした速さで西へ進んでおり、このままいくと18日夜から20日にかけて東北部地方及び紅河デルタ地方、北中部地方などを通過する見通し。
日本の気象庁の予報によると、台風8号の中心がトンキン湾の北緯20度30分、東経107度05分に達する19日12時の時点で、中心気圧980hPa、中心付近の最大風速23m/s、最大瞬間風速35m/s、予報円の半径90kmとなっている。
台風8号は、18日夜にもベトナム北部に接近し、クアンニン省やハイフォン市、タインホア省、ゲアン省などの広い地域で1時間に200~300mm、所により400mmの大雨が降る見込み。台風は西へ移動し、ラオスへ抜けて20日午前9時ごろまでに熱帯低気圧に変わると見られている。