(C) thesaigontimes, TL, ハノイ市の電気バス 写真の拡大. |
グエン・スアン・フック首相は5月27日、ホーチミン市で電気バス3路線を試験的に運行することを許可した。またフック首相は、同市人民委員会に運行時間やルートの設定などを指示すると共に、交通運輸省に対して電気バスの運行に関する管理規定を早急に打ち出すよう求めた。
電気バスは12人乗りで、試験運行する地域は同市中心部と7区フーミーフン新都市区、ニエウロック・ティゲー運河沿いの3か所が選定されている。試験運行期間は3年間。
1区中心部を走るルート(1番)は、9月23日公園~サイゴン動植物園間を往復する。運行時間は5時30分から18時30分まで、所要時間は10~15分となる。
7区を走るルート(2番)は、ファムバンギ(Pham Van Nghi)通り、タンフー(Tan Phu)通り、ホアンバンタイ(Hoang Van Thai)通りのいずれかを発着点とし、フーミーフン新都市区を回る。運行時間は8時から22時まで、所要時間は15~30分。
ニエウロック・ティゲー運河沿いのルート(3番)は、ホアンサ(Hoang Sa)通りにある運河遊覧ツアー用船着場2か所(1区ダーカオ街区及び3区7街区)の間を往復する。運行時間は5時から20時まで、所要時間は15~30分。
これに先立ち、同市交通運輸局は2015年、同市中心部を走る電気バスの運行計画案を同市人民委員会に提出した。しかし、同時点で交通運輸省の運行管理規定が未整備だったため、同案の実施は見送られていた。
※最終更新:2016年6月2日12:00 JST