最近南部の広い地域で最高気温が37度に達する厳しい暑さが続いている。南部地域気象台によると、この数日の最高気温は平年に比べ0.6~2度高めだという。ホーチミン市では1日当たりの日照時間が11~12時間(平年は9~10時間)と多く、昼夜の温度差が12~14度もある状態で体調をくずしやすい天候になっている。
この厳しい暑さは今後も続く見込みで、最高気温が38~39度に達する場所もあると予測されている。南部地域の暑さの原因について同気象台は、エルニーニョ現象により乾季が長引いているためで、暑さがやわらぐのは雨季に入る4月末から5月初めにかけてだとしている。