ホーチミン市保健局のレー・チュン・ザン副局長は18日、同市では現在デング熱と手足口病が流行しているが、これらに加えH5N1型鳥インフルエンザ、コレラ菌による急性下痢症、風疹などの伝染病が流行する恐れがあると明らかにした。ザン副局長は同市の各区・郡の保健担当者に伝染病予防に全力を注ぐよう指示した。
同市予防保健センターによると、上半期(1~6月)にデング熱にり患した患者数は前年同期比約100%増加、手足口病は同218%増加しており、この2つの伝染病感染により11人が死亡している。また、1歳未満児に必要な各種伝染病の予防接種率は39%と前年同期に比べ8%減少している。