台風7号(アジア名:ハギビス、日本では台風24号)は23日午前9時現在、南中部カインホア省沖約200キロメートルの海上を東南東の方向に向かってゆっくりしたスピードで進んでいる。中央気象台では明日朝までにさらに沿岸に接近する可能性があると警戒を呼び掛けている。
一方、この台風の今後の進路については、日本の気象庁を含め各国の気象関連機関が異なる予報を発表している。ベトナム本土に上陸するという予報もあれば、急速に向きを変えて海上を遠ざかるとする予報もある。これは、南シナ海上にある台風8号(アジア名:ミートク、日本では台風23号)と影響し合って複雑な動きをするためとされている。