パシフィック航空はこのほど、電子航空券(Eチケット)を導入してから2カ月間に、問題のある航空券控えを60点発見し、そのうちの20%以上が偽物だったと明らかにした。偽物の多くは台湾の台北や高雄行き、タイのバンコク行きなど国際線のチケットで、被害者はバックパッカー街にいた外国人がほとんどだった。
同航空の調査によると、被害者の多くは第三者に紹介された電話番号に連絡してEチケットを購入後、滞在場所まで控えを届けてもらっていた。そのため、購入者は正規のチケット販売代理業者と思い込み、空港で搭乗手続きをする時になってようやくだまされたことに気がつく場合が多いという。
同航空は代理店や販売者から控えを受け取ったら、ホットライン(番号:08−9550550)に電話して確認するよう呼びかけている。