(C) 石川文洋作 |
沖縄出身の報道写真家で、ベトナム戦争も取材した石川文洋氏の写真展「戦争と平和・ベトナムの50年」が東京で5月21日(水)から6月3日(火)まで開催される。
同氏は1964年8月に初めてサイゴン(現ホーチミン)を訪問。その後、1965年から4年間、サイゴンに滞在し、南ベトナム政府軍と米軍への同行取材を続けた。帰国後も、70年の米軍によるカンボジア侵攻作戦、72年・73年の北ベトナムへの爆撃、75年のベトナム戦争終結、78年のベトナム・カンボジア国境紛争、79年のベトナム・中国戦争などを撮影した。
現在は枯葉剤や不発弾被害者のほか、戦争の後遺症と戦後の復興を取材している。同氏が初めてベトナムの地を踏んでから50年の月日がたった。来年は戦争終結40周年。同写真展では、第2次世界大戦以降、最大となったベトナム戦争を撮影した写真記録を展示する。
開催概要
会場:銀座ニコンサロン(東京都中央区銀座7-10-1 STRATA GINZA1階・2階)
会期:2014年5月21日(水)~6月3日(火)会期中無休
時間:10:30~18:30(最終日は15:00まで)
入場:無料
※5月22日(木)18:30~20:00には、石川文洋氏とホーチミン市戦争証跡博物館館長フエン・ゴック・バン氏を招いてフォトセミナーを開催する。