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- アカデミー賞、ノミネート最終候補発表
- ユン監督最新作、ショートリスト入り
- 日本代表3作品、ショートリスト入り
アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は米国現地時間21日、第96回アカデミー賞の各部門のノミネート最終候補となるショートリストを発表した。
「国際長編映画賞」のショートリスト15作品の中に、フランス越僑のトラン・アン・ユン(Tran Anh Hung=チャン・アイン・フン)監督の最新作で、フランス代表としてエントリーしていた「ポトフ 美食家と料理人(原題:La Passion de Dodin Bouffant、英題:The Taste of Things)」が入った。
国際長編映画賞にベトナム代表としてエントリーしていた「輝かしき灰(原題:Tro Tan Ruc Ro、英題:Glorious Ashes)」 はリストに入らず、本選へのノミネートを逃した。
日本代表は、ヴィム・ヴェンダース監督の「PERFECT DAYS」が国際長編映画賞、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が作曲賞、山崎貴監督の「ゴジラ−1.0」が視覚効果賞のショートリストに選出され、ノミネートに向けて一歩前進した。
アカデミー賞の各部門のノミネート発表は2024年1月23日で、アカデミー賞授賞式は2024年3月10日に行われる(いずれも米国現地時間)。
なお、過去に本選にノミネートされたベトナム映画は、トラン・アン・ユン監督作の「青いパパイヤの香り(原題:Mui Du Du Xanh、英題:The Scent of Green Papaya)」(1993年公開)の1本のみとなっている。