(C) 「アニオー姫」実行委員会 写真の拡大. |
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ハノイ市で3日、2023年の日越外交関係樹立50周年記念として企画されている新作オペラ「アニオー姫」プロジェクトの主要キャストが発表された。
同プロジェクトはベトナム国立交響楽団(VNSO)と「アニオー姫」実行委員会(ブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム、NPO国際交流促進協議会)が企画・製作・公演するもの。
400年前の史実をモチーフに、17世紀初頭の朱印船貿易時代における日本・長崎の商人、荒木宗太郎と、ベトナム・ホイアン(南中部沿岸地方クアンナム省)の玉華姫(アニオー姫)の恋の物語を描く創作オペラとなる。
Wキャストとして、主役の荒木宗太郎役には小堀勇介氏(テノール)と山本耕平氏(テノール)が、アニオー姫役にはダオ・トー・ロアン氏(ソプラノ)とブイ・ティ・チャン氏(ソプラノ)が選ばれた。
主要キャスト発表会当日は、会場に歌姫の2人が登場し、作品第3幕「一弦琴のアリア」を熱唱。会場はスタンディングオベーション、万雷の拍手となった。
「アニオー姫」は、2023年9月にハノイ市ホアンキエム区の市民劇場(オペラハウス)で世界初演を行う予定。