『ベトナムを懐う』(原題:Dạ cổ hoài lang/英題:Hello Vietnam), 配給:ムービー・アクト・プロジェクト, ©HKFilm 写真の拡大. |
『漂うがごとく』(原題:Chơi Vơi/英題:Adrift), 配給:ムービー・アクト・プロジェクト, ©Vietnam Feature Film Studio1, Acrobates Film 写真の拡大 |
日越国交樹立45周年記念事業として2018年に日本4都市で開催された「ベトナム映画祭2018」の上映作品の中から、ベトナム映画2本が3月23日(土)より新宿K’s cinemaで同時公開されることが決まった。
今回公開されるのは、社会主義国家であるベトナムでは珍しい女性視点の「性」を美しい映像で描いた「漂うがごとく(原題:Choi Voi)」と、ベトナム戦争時に世界中へ散っていったボートピープルたちの今を描いた「ベトナムを懐う(原題:Da Co Hoai Lang)」の2本。いずれも「ベトナムの現在地」を描き出す珠玉の作品となっている。
「漂うがごとく」は、ハノイ市を舞台に、満たされない想いを抱えながら彷徨う現代のベトナム人女性を描いたもので、2009年に第66回ヴェネツィア国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞している。
「ベトナムを懐う」は、コメディアンで俳優でもあるホアイ・リン(Hoai Linh)とチー・タイ(Chi Tai)が主演。監督は、「輝ける日々に (『サニー』ベトナム版)(原題:Thang Nam Ruc Ro)」と同じグエン・クアン・ズン(Nguyen Quang Dung)が務めている。