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フーコック国際空港、50年までに年間旅客処理能力1800万人

2025/02/26 16:27 JST配信
  • 30年までに年間旅客処理能力1000万人
  • 50年までに年間旅客処理能力1800万人
  • 旅客・貨物ターミナル複数新設

交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)はこのほど、交通運輸省に対して、2050年までを視野に入れた2021~2030年の南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック国際空港計画案を提出した。

 計画案によると、2030年までに同空港を第2級軍用空港とし、民間空港としては国際民間航空機関(ICAO)が定める飛行場基準コードで4Eクラスを目指し、エアバスA350型機やボーイングB747型機、B787型機などの受け入れを可能にする。

 また、年間旅客処理能力を1000万人、年間貨物処理能力を2万5000tとするほか、駐機場を30か所とする。

 2050年までには、年間旅客処理能力を1800万人、年間貨物処理能力を5万t、駐機場を45か所にそれぞれ引き上げる。

 このほか、2030年までに既存の滑走路を改修し、全長3300m、幅45mに拡張する。また、全長3300m、幅45mの第2滑走路を新たに建設する。

 旅客ターミナルについて、2030年までに既存の第1旅客ターミナル(T1)の東側に年間旅客処理能力600万人の第2旅客ターミナル(T2)を新たに建設する。これにより、T1とT2を合わせた年間旅客処理能力を1000万人に増やす。

 2050年までにT2を拡張して年間旅客処理能力を800万人に引き上げ、 T1とT2を合わせた年間旅客処理能力を1200万人に増やす。さらに、T1の西側に年間旅客処理能力600万人の第3旅客ターミナル(T3)を新たに建設する。

 2030年までに既存の貨物ターミナルを拡張して年間貨物処理能力を2万5000tに引き上げ、2050年までにT2の東側に年間貨物処理能力5万tの貨物ターミナルを新設する計画だ。

[VOV 10:26 25/02/2025, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
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