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統計総局(GSO)がこのほど発表した中間国勢調査の結果によると、ベトナム人の平均寿命は2019年に比べ1.1歳延びて74.7歳に達した。女性は1.0歳延びて77.3歳、男性は1.3歳延びて72.3歳となり、女性と男性には5歳の差がある。
都市部と農村部では、平均寿命は都市部の方が長い。女性の平均寿命は都市部で79.5歳、農村部では77歳。男性の平均寿命は都市部で74.3歳、農村部では71.9歳だった。
地方別では、東南部地方の平均寿命が最も長く、女性は79.2歳、男性は73.9歳。北部紅河デルタ地方と南部メコンデルタ地方も比較的長く、北部紅河デルタ地方は女性が78.7歳、男性が73.3歳、南部メコンデルタ地方はそれぞれ78.3歳、73.4歳だった。
省・市別でみると、平均寿命が最も長いのは東南部地方バリア・ブンタウ省で、女性は79.4歳、男性は74.2歳だった。ホーチミン市とハノイ市、東南部地方ドンナイ省は女性の平均寿命が79.3歳、ドンナイ省とハノイ市は男性が74.1歳と長い。
反対に平均寿命が最も短いのは西北部地方ライチャウ省で、女性は68.9歳、男性は62.9歳。これに次いで平均寿命が短いのは、女性は西北部地方ディエンビエン省(72.8歳)、南中部高原地方コントゥム省(72.9歳)、男性もディエンビエン省(67歳)、コントゥム省(67.1歳)だった。